2014年 11月 08日
今朝、郵便受けを覗くBILD ZEITUNG(ビルト新聞)の無料号外版がはいっていました。 BILD ZEITUNGという新聞は日本で言うならば東スポ的存在で、とんでもない話題も多いのですが、昔からここの記者達は小回りがきくのか、特ダネを握ることも度々あるのが面白い新聞社です。今日の号外はベルリンの壁が崩れ落ちて25年の特集でした。(べるりんの壁崩壊は11月九日) 壁が崩れた緊急ニュースをTV見た時の驚きはまだ覚えています。壁は崩れ落ちても見えない壁は長い事あった様に見えました。 実は壁は色々な形で至る所に立っています。見えない壁は余計に始末が悪いと言うことでしょうか。 ベルリンの壁のかけらが探せば何処かにあるはずですが、しまい込んですっかり忘れていました。探してみよう。思い出の品というのはこうして近づいたり遠のいたりするのですね。 今日は美しい秋日です。 二千十四年十一月八日 世津子 世津子様 ベルリンの壁の崩壊から四半世紀というニュース、こちらでもやっておりました。あれから25年。日本に住む私ですら感慨深いです。 それにしても『壁』というものは、比喩として、あるいは何かの記号として使われることが多い単語なのでしょうね。 たとえば『壁に突き当たる』などもそうだし、世津子さんの言う『見えない壁』も。 たとえ比喩としての『見えない壁』がまだあるとしても、実物の壁がないことは大きなことでしょうね、きっと。 話は飛びますが、壁と言えば、こちらでは最近『壁ドン』という現象が流行っています。壁を背にした女性に男性がドンと手をついて告白する的なシチュエイションに多くの女性が憧れているそうです。そんな振る舞いが出来てしまう男性ってどうなの?と私などは思いますが、世津子さんはどうですか?この現象を茶化して『壁丼』でも考案してみようかしら。どんなお料理になるだろう。 壁のカケラ、出て来たら是非見せてくださいね。 二千十四年十一月十六日 久子
by artniwashi
| 2014-11-08 22:03
| 往復書簡
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”アートゲルトナリンネン” (ドイツ-日本) プロジェクト:往復書簡 カテゴリ
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